ブルーベリーの持つ抗酸化作用とは!?

日本では目に良い果物としてブルーベリーが良く知られていますが、アメリカでは「若返りの果物」「アンチエイジングの果物」としてブルーベリーが好まれています。

 

そのアンチエイジングの効果はつまりブルーベリーの抗酸化作用のことなのです。
ブルーベリーの特筆すべき特徴の一つである抗酸化作用についてみてみましょう。

 

まず、抗酸化作用とは何でしょうか。
抗酸化作用というのは、一言で言うと活性酸素の働きを阻害する作用のことです。

 

活性酸素とは、フリーラジカルと呼ばれる非常に強い攻撃性を持つ酸素の事です。

 

これは、酸素と言っても体に有益なものではなく、全てのものを酸化させてしまうのです。
酸化とは銅などの金属の酸化現象である「錆」に代表されるように、あらゆるものを老化そして劣化してしまう現象でもあるのです。

 
 

活性酸素とは!?

活性酸素によりがん細胞が発生するのではと考えられたのが「フリーラジカルセオリー」です。

 

強い直射日光を長時間浴び続けることで、皮膚がんのリスクが格段に上がりますが、これも強い直射日光によって活性酸素が体内に発生しているからと考えられています。

 

これだけでなく、その他の病気と呼ばれるものは、活性酸素によって引き起こされたり、悪化したりしていると研究されています。

 

呼吸によって体内に取り込まれた酸素は、食物をエネルギーに変える際の燃焼し使われます。
酸素がないとエネルギー変換されませんので、生き物は生命活動を行うことはできません。

 

ですが全ての酸素がこのように有効的に働くのではなく、1〜2%の酸素は活性酸素に変貌してしまうのです。

 

また、体内の活性酸素の発生はこれだけではありません。
体内に異物と認識されるものが侵入してくるときにも活性酸素は発生してしまいます。

 

これは生体防御のための生成で、免疫機能として働きます。
ここで活性酸素が生成されることで、活性酸素の持つ強い攻撃性が異物に対して働くのです。

 
 

活性酸素は有用にも働くが、体内に向かって働くと攻撃性の高い毒に!

このように異物もしくは体にとって有害なものに働くときは活性酸素は有用ということができますが、体内に向かって働くときは、その強い攻撃性が毒となって働くのです。

 

活性酸素がエネルギー生成の過程、もしくは体内に異物が侵入してくる過程だけで生成されていれば、生物にとって有益な量ということができますが、これ以外の理由で生成されると過剰生成つまり、その攻撃性を自己の体内にも向けてしまう量になってしまうのです。

 

これ以外の活性酸素の生成理由として考えられるのが、

  • 大気汚染などの環境因子
  • タバコの煙
  • 過度の飲酒
  • 食品添加物
  • 紫外線
  • 農薬やダイオキシン
  • 過度のストレス
  • 睡眠不足
  • 度の運動
  • 激しい怒りやショック

などです。
このようなことからも、活性酸素が過剰に生成されていきます。

 

 
 

ブルーベリーは活性酸素をどのように抗酸化するのか!?

人間の体内にはフリーラジカルに対抗するスーパーオキシド・ジスムターゼや、カタラーゼ、また、グルタチオン・ペルオキシターゼなどの酵素が存在します。
これらの酵素が抗酸化物質となって、活性酸素の働きを抑えます。

 

この体に不可欠の活性酸素除去に効果を発揮するものを総称して「スカベンジャー」と呼びます。
ミトコンドリアでつくられているのが、スーパーオキシド・ジムスターゼと呼ばれるスカベンジャーなのです。

 

このスカベンジャーも、年齢を重ねると酵素をつくる速度が弱まり、酵素が活性酸素の発生に追いつかない程度に減少し、結果として活性酸素が増えてしまいます。

 

ここで必要になるのは、体内で十分量の酵素をつくることができないなら、体外から摂取すれば良いという考え方です。
抗酸化成分を充分に含んだ食品を摂取することで、活性酸素の害から逃れることができるのです。

 

スカベンジャーを大きく三つに分類すると・・・

  • 体内で合成される酵素
  • 体外から取り入れるビタミン
  • 植物の色素

に分けられます。
ビタミンは体内で生成されないので、酵素とは異なる働きをします。
よく知られている抗酸化成分には、水溶性のビタミンCとフラボノイド、そしてビタミンEですね。

 

ビタミンCとフラボノイドは水溶性ですので、その性質を生かして細胞内外の水の多い部分や、血液、体液の中で発生した活性酸素に働きかけます。

 

ビタミンCは、レモンやミカンなどの果物の多くや、トマトやジャガイモなどに豊富に含まれています。

 

フラボノイドは植物の葉の部分に含まれている成分です。
緑茶の渋みの成分がフラボノイドです。

 

また、赤ワインにも豊富に含まれています。
イチョウの葉も抗酸化作用が良く知られています。
ビタミンEは、豆類やウナギなどに豊富にみられる栄養素です。

アントシアニン色素ヶ示す優れた抗酸化作用

抗酸化作用を示すのは、ビタミンCやE、フラボノイドだけではありません。
ブルーベリーに含まれるアントシアニン色素は、これらの成分より高い抗酸化作用を示すことが分かっています。

 

1998年にアメリカの国務省の人間栄養研究センターで、アメリカ産の43種類の野菜や果物の抗酸化作用を比較実験したところ、圧倒的な数値でブルーベリーが一位に輝きました。
二位はブラックベリー、三位はニンニクという結果になりました。

 

成分にこだわった実感できるブルーベリー

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