成分にこだわった実感できるブルーベリー

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ブルーベリーの優れた効果と研究の歴史

ブルーベリーと言えば、目に良い果物と一般的に知られています。
いつから、またなぜ、ブルーベリーは目に良いと知られるようになったのでしょうか。

 

ブルーベリーが注目された偶然の出来事

それは第二次世界大戦のイギリス軍での出来事でした。あるパイロットは、実家からの差し入れが届くたびに戦闘成績が上がることを、上官から指摘されました。

 

パイロットから実家から差し入れされていたものとは大量のブルーベリーのジャムだったのです。振り返って見るとブルーベリージャムを食べた日の夜間攻撃では、敵機が異常にくっきりと見えていることに思い当りました。

 

終戦後、かれは軍に自分の経験を伝え、それをある研究者が取り上げ、ブルーベリーの研究が始まったのです。そしてイギリスだけでなく、フランスやイタリアの研究者もブルーベリーが視力に及ぼす影響についての研究に着手しました。

 

ブルーベリーと視力の関係を知る研究の始まり

最初の臨床実験と言われているのは、1964年のジェイルとオーベールという二人の研究者が37人の健康な人を対象に実験したものです。

 

この実験では、網膜の適応曲線が改善されることと、薄暗いところでの視力の改善が確かめられました。ブルーベリー摂取後、4時間後に最大の変化が表れ、24時間たつと効果は消えてしまうことも明らかになりました。

 

そして同じ年に、色素性網膜炎に対する治療効果も実験されました。今回の実験では健康な人ではなく色素性網膜炎を患う人にブルーベリーの一種であるビルベリーエキスを投与して網膜の適応曲線が向上することを確かめられました。

 

つまり、この実験で、ブルーベリーが網膜の働きも活性化することが確かめられたのです。
同じ実験を夜盲症の患者に投与しても同じように網膜が活性化され、光感受性が向上することが確かめられました。

 

このような実験から、ブルーベリーは確かに目に良い効果を及ぼすことが認知され、1976年にはイタリアで医薬品に応用されました。この薬は「テンジェス」という名前で、時間がたった今でも目の疾患の予防や治療に広く用いられています。